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「職人技」が光る「ダボ錐(きり)研磨」です!

2016-06-10

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます!では早速、125回のブログです!

さて、先日、インターネットを見て頂き、お問い合わせ頂いた名古屋市内のとある会社にお伺いしました。そこは木工を中心にお仕事をされているところで、仕事の内容から「ダボ錐(きり)」を使われることが多いとのことでした。困ってらっしゃったのは「ダボ錐の研ぎ直し(再研磨)」でした。「切れが悪い」「加工すると穴の大きさが実際の錐より大きくなってしまう」などなど。短い時間でしたが、お話をしていると様々な「お困りごと」が判ってきました。

ところで、いろいろな素材に穴をあける時に使用されている刃物として、一般的に使われている工具としては「ドリル」を思いうかべる方が多いと思います。

鉄工用のドリルはホームセンターなどで売られているのですが、木工にそのドリルをそのまま使用すると少々問題が発生します。木材には「繊維」があるため、 その繊維を鋭利な刃先で切断していかないと、穴の周りがきれいに加工できないのです。そのため、市販されている鉄工用ドリルを木工で使用するときには「三 つ目加工」といわれている刃先の加工をすることがほどんどです。この加工をすることで、「毛挽刃」と呼ばれる刃を作りだし、その鋭利になった刃先部分に よって、加工する穴部分の円周がきれいに加工できるようになります。(鉄加工の際にこの三つ目加工のもので行うと、すぐに刃がつぶれて役に立ちませんので ご注意を・・・)

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ちなみに、写真のドリルは「6.0㎜」のドリルです。上の写真のドリルを「三つ目加工」したものになります。

 

しかしながら、この「三つ目加工」や、「ダボ錐の再研磨」は少々「熟練の技」が必要になります。ある業者さんはこの「ダボ錐研磨」を治具を使って機械で研磨しているようです(超硬のダボ錐は万能研削盤で研磨することが多いです)が、特に鉄工用ドリルを利用するなどした「ハイス」のダボ錐は、大府精巧では「フリーハンド」で研磨しています。

この作業には熟練の技を要します。弊社内でも対応できる人間は限られている作業になります。

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フリーハンドで研磨しますので、「センター部分を高く」とか、「溝の部分を深めに」などというお客様からのご要望に沿ったものが可能です。大府精巧では、細いもので、「2.0ミリ」程度のダボ錐まで制作・再研磨が可能です。木工の細穴加工でお困りの皆様、一度大府精巧までご相談下さい。

では、

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!

 

 

 

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