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刃物の「研磨回数」について

2016-04-06

いつもブログを見ていただき、ありがとうございます。早速、4月6日水曜日、94日目 のブログです!

刃物の再研磨についてお客様からよく聞かれる質問に、「チップソーの再研磨できる回数は何回くらいか?」というご質問があります。

その答えについては、私に関していうと、「だいたい10回ぐらいを目途にしていますが、お客様の使い方次第です」というお答えをしています。実際のお客様では、10回も再研磨できないこともあれば、20回(!)弱の研磨回数を数えてしまうこともあります。

しかしながら、この答え方についても、正直言って「いい加減」な答え方ではあります。4月3日のブログにも書きましたが、お客様が満足される状態(再研磨後のライフなど)がどのレベルのものなのかによっても再研磨をするかしないかの判断材料にもなりますし、そもそも、もともとのチップソーの当初の刃先の超硬チップの大きさにもよります。当然、丁寧に使って頂いている、つまり以前にもお話した「腹八分」の状態で再研磨に出されている状態と、とにかく「とことん」まで使った刃物では、刃先の摩耗状態も変わってきますで、一回の再研磨で追い込む研磨量も変わってきます。このように、一概には「何回研磨できるか」というご質問については正解はなく、無責任な回答と思われるかもしれませんが、「研磨回数はお客様次第です」という答えがある意味一番正解に近いかもしれません。

カッターを収納している箱に、ご希望のお客様に研磨記録シールを貼らせていただいています。

これは成型カッターの研磨記録表ですが、刃物の使用方法や大きさなどによって、研磨回数を記録する欄の数は変えています

先ほど言った「お客様の使用状況による」という点についてですが、また後日、「刃先の摩耗状況」と「研磨量」について、細かくお伝えします。

では、今日のところはここまでに・・・

 

明日も、

即断! 即決! 即実行!

「やるなら 『今』 しかねえ!」

 

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