大府精巧設備のご案内<その4>
おはようございます。ブログ担当の山口です。
今日も少々寒い朝となっていますが、寒さも今日までみたいです。日中はかなり暖かくなる予報みたいで、
「暑さ寒さも彼岸まで」とは、本当によく言ったものです。3月15日、73日目のブログです。
大府精巧の前身は「大府鋸研磨工業所」という名前でした。「研磨」という名前が付いている通り、もともとは刃物、特に木工用機械刃物の再研磨を中心に行なっていました。そのときから業務の中心となる設備が、いわゆる「万能研削盤」と呼ばれるものです。それは、今も変わりません。
大府精巧には様々の研削盤がありますが、万能研削盤は9台あります。中には一種類のみの刃物をする専用研磨機として改造しているものがありますが、それでも、9台のうち半分以上は「何でもできる」フリーな状態にしてあります。
再研磨だけでなく、製造にも力を注いでいる大府精巧ですが、この万能研削盤だからこそできることがあります。それは、特殊な刃物の場合は、専用機では対応できないため、「工夫次第で何でもできる」万能研削盤を使って、製作する刃物に合わせた治具をつくり、頭を使って対応し、最終的にお客様のご要望の製品として完成させます。
また、万能研削盤の場合は、手作業に近い感覚でハンドル操作などを行なうので、加工の状況がすぐにわかります。自動機だと、そこまでの感覚にはなりません。
ある意味時代遅れの研削盤かもしれませんが、「知恵と工夫」で何でもできるこの機械は、大府精巧には無くてはならないものです。これからも、万能研削盤を使って、お客様のご要望にお応えする製品、そして再研磨サービスをお届けしたいと思います!
では、今日は雨上がり、花粉の量も多そうですので、万全の対策でお客様のところにお伺いしていきたいと思います!
即断! 即決! 即実行!
「やるなら 『今』 しかねえ!」