刃先の磨耗の見極め
おはようございます。ブログ担当の山口です。
ブログを開始して今日で1ヶ月、何とか続けることができました。
ありがとうございました!
では、31日目のブログで今日も一日スタートです!
今日は刃先の磨耗の見極めについてお伝えします。
どんな刃物でも、使用していくうちに磨耗して切削することができなくなります。その磨耗状況をどのように見極めるかが大切です。
その見極め方法としては、以前も少し触れましたが、
・加工音
・加工後の仕上がり具合
・刃先を触って確認する
などですが、
「実際に刃先を目で見て確認する」ということも重要です。
実際に使用している現場だと、刃先部分に加工材がこびりついたりしてよく見えない場合も多いのですが、それでも、「どんな状態が刃先が磨耗している状態か」がわかっていると、刃物を見る目が変わってくると思います。
写真は、拡大鏡でチップソーの刃先部分を拡大したものですが、
・刃先部分が丸くなっている
・スクイ部分が白くなっている
のがわかると思います。
「刃先部分が丸くなっている」のは、拡大鏡などを使わないとなかなか見ることができないのですが、
「刃先が白くなっている状態」は、拡大鏡を使わなくても、光の当て方などで確認することができます。
最初は難しいのですが、刃先を常に見ていただき、コツをつかめば、見極めができるようになります。たくさん刃先を見ていただき、刃先の見方を覚えてもらうしかありません。
以前、このブログでお伝えしましたが、「刃物の使いすぎ」にいいことはほとんどありません。「使いすぎていないかどうか」のその見極めのためにも、使用後の刃先の状態を常に見ていただいて確認するようにすると、よりよい使い方ができると思います。
では、今日も一日がんばっていきましょう!
即断! 即決! 即実行!
「やるなら 『今』 しかねえ!」